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日々パン作り初心者の方に接していて、打ち粉の扱いが苦手・扱い方がわからない方が多いように思います。
前提として、そもそも打ち粉ってなぜ必要なの?打ち粉に使う粉の種類は?ということをお話します。
打ち粉は、生地が手や作業台にひっつくことを防ぐために使います。ですので、生地の状態がさらっとしていて、手や台にひっつかないのであれば打ち粉は必要ありません。
また、打ち粉には強力粉を使用してください。
強力粉はさらっとしてダマになりにくく打ち粉に適しています。薄力粉はダマになりやすいので、塊のまま生地についてしまうことがありおすすめできません。
ある程度頻繁にパン作りをする方は、打ち粉用のタッパーを用意するのが便利です。
※衛生的に保つため、打ち粉がなくなったらタッパーを洗い、新しい粉を入れるようにしてください。継ぎ足しは避けたほうが無難です。
よくある失敗3つ
① 打ち粉の量が多すぎる
多すぎる打ち粉は生地の水分を吸ってしまい、生地が固くなる原因になるのでよくありません。打ち粉は常に作業がしやすい最小限の量というのが鉄則です。
② 打ち粉を必要のない部分にまで振っている
とじ目の部分に打ち粉をふると生地がとじなくなってしまいます。
打ち粉は上に書いた通り、生地が作業台や手にひっつかないためにふるものですので、作業台や手にふれない部分には必要ありません。
③ まんべんなくふれていない
②と矛盾しているようですが、必要な部分にはまんべんなく打ち粉をふれていないと、結局生地が手や作業台にひっついてしまうので意味がありません。
全体に薄く粉がついている状態が理想です。
前置きが長くなりましたが、いよいよ打ち粉の振り方について解説していきます。
打ち粉の振り方
まずは生地を触ってください!
生地の状態は、同じ配合であってもその時の湿度や温度によって変わります。なので、毎回機械的に同じ量の打ち粉を振るのではなく、生地に触れてべたつきがひどければ多く、さらっとしていれば少なくという判断が必要です。
これにはある程度慣れが必要ですが、量を決める基準は「生地が手にひっつかない最低限の量」です。
打ち粉はまんべんなくふりたいので、至近距離ではなくある程度高い位置から振る必要があります。
これはお料理の尺塩(塩を食材にまんべんなく振るために、30センチぐらい上から振ること)同じですね。
文章では伝わりにくそうな部分は、動画で解説しています。
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少しでもパン作りに悩む方の参考になればうれしいです(^^♪